2024/03/13 08:55
核家族や共働き世帯の増加、社会情勢の変化など、子育て世帯を取り巻く環境もここ数年で大きく変化してきました。 現在はその多くの役割を、親御さんが担っています。
時間の軸を過去に変えると、村(集落)で子育てをしていた時代があります。 近所のおじいちゃん・おばあちゃんに生きる上での知恵を教えてもらったり、お兄さん・お姉さんと一緒に遊んだり、たまにおじさんに叱られたりして…。 たくさんの人々に見守られながら、子どもたちは成長していきました。昨今の生活様式の変化に伴い、私たちの意識も目に見える形で変わりつつあります。今までは集団を意識していた私たちですが、それがグループとなり、現在は個を主軸とした意識の在り方へと移行しています。
村のほいくえんとは
子どもは人と人との関わりの中で、多様な価値観が形成されます。その価値観こそが、これからの時代に大切になってくるものの一つとされています。
親にとってはどうなのかというと、子育てに関する役割が分散することによって心に余裕が生まれます。そのことによって、客観的な視点で子どもを見ることができ、関係性も良好になっていく傾向にあります。
村のほいくえんでは、このような「昔ながらのみんなで見守る子育て」を体験することができます。
もう一つのゴールとして目指しているのが、「本来の保育」。現在は多種多様、様々な保育園が存在します。そもそも保育とは、何なのか。音の響きから読み解いていきます。
「ほ」 安心した枠組み
「い」 意志
「く」 遊び心、自由
まとめると、保育とは「安心した環境の中で、自己を発揮して過ごす」ということになります。
好奇心が高まるような環境を設定し、その中で子ども自身が自分のやりたいことを見つけるということが、保育の最終的なゴールだと考えます。
フィールドは下北山村
「昔ながらのみんなで見守る子育て」
「安心した環境の中で、自己を発揮して過ごす」
子どもにとって取り巻く環境がいかに大切なことかを、お話してきました。豊かな自然と温かな人々に恵まれた日本は、この二つをクリアする環境は多々あると思います。
その候補地の一つとして紹介したいのが、私たちが生活する奈良県下北山村。人口800人程度の小さな村で、村の9割が森林だと言われています。澄み渡った空気に、豊かな水源。自然の豊かさを肌で感じることができます。
村のほいくえんでは、こちらの下北山村を舞台に、どこか懐かしさが感じられるような暮らしを体験することができます。一世帯ずつの受け入れで、仕事の都合やお子さまの興味関心に合わせて、日程を組んでいきます。
好奇心を育む
親御さんが仕事をされている間、子どもは保育士と共に村ならではの遊びを体験。
旧保育園をリノベーションして作られた新たな拠点「つちのこパーク」を舞台に、村の木を使った工作や自然の中での戸外遊び、川遊びや鮎(あまご)の掴み取りなどを楽しみます。
自分の時間を過ごす
子どもが村のほいくえんにいる間、親御さんは自由時間。仕事をしたり、豊かな自然の中でのんびりしたり…。思い思いの時間を過ごします。
休みの日には、村ならではの自然体験やアクティビティを体験することができます。内容は季節によって異なりますが、カヤックやトレッキング、農業体験などがあります。

どの体験を選択していくのかも、それをどのように受け取るのかも、あなた次第です。どこか懐かしさが感じられる、新しい旅。今と昔が交錯する、不思議な感覚を是非味わってください。 下北山つちのこパークが提案する下北山村の親子滞在プラン「村のほいくえん」は、季節や滞在期間、お子様の年齢やご要望に合わせて個別にプランをお作りします。 まずは公式LINEまたはお問い合わせフォームにてお気軽にお問い合わせください。